はじめまして、ナチュラルフード森の扉の野原です。
「心も身体も喜ぶ安心・安全な食べ物を皆様の食卓にお届けすること」をモットーに、自然栽培青果(一部有機栽培含む)及び自然食品の宅配や飲食店卸、移動マルシェを展開しています。
2017年より、休耕地や耕作放棄地を有効活用し、在来作物の種を繋ぎながら自然栽培にてシェアする農業に取り組み始めました。自産自消のモットーを掲げて、6次化によるモデルケースを構築中です。
ナチュラルフード森の扉を始めたきっかけ
会社勤めをしていた私は、あるとき遺伝子組換えについて調べたことがきっかけで、日本の農業の厳しい現実を知りました。
このままでいいのだろうか。私たちは「食」や「農」についてもっと考えるべきではないだろうか。
そう思ったとき、子どもの頃に過ごした生まれ故郷の田んぼの風景が脳裏によみがえってきました。
空一面を覆い尽くす赤とんぼの大群、畦道に飛び出す無数のイナゴ、用水路を軽快に泳ぎ回る魚達。
あの里山の風景を守りたい。そんな思いから、新規就農者支援の活動を始めました。
しかし、東日本大震災によって支援活動は中断してしまいます。
その頃、小さいお子さんのいる親御さんから「安心・安全な野菜を食べたい」と要望があり、それまでに築いた生産者とのネットワークを駆使して自然栽培の野菜を取り寄せました。そうしたら、とても喜ばれ、大好評だったのです。
「食」を見直す時代が来ていると感じた私は、これからは「伝えること」「つなげること」を通して、環境保全型農業に取り組む生産者をサポートしていこうと決意しました。
そうして、ナチュラルフード森の扉という八百屋が生まれました。
皆さまにお伝えしたいこと
「森の扉」という名前には、「食べること」を通して日本の森を再生したいという願いを込めました。
私たちは、「森」と「農」は切り離すことができないものと考え、自然栽培や有機栽培などの環境保全型農業に取り組んでいる生産者を積極的にサポートしています。
何よりも、環境保全型農業で作られた野菜はおいしい!と自信を持っています。
小さい頃に食べたものの味は、大人になっても忘れません。
未来を担う子どもたちに覚えておいてもらいたいのは、どんな味ですか?
「食」を通して皆様と豊かな未来を築けていけるのであれば、こんなに嬉しいことはありません。
心も身体も喜ぶ、生命力に満ち溢れた青果を是非ともお試し下さい。
ナチュラルフード森の扉 野原典彦