『大豆三粒の金仏』善願寺味噌の取り組み

宇都宮市は大豆の聖地!

この度、『大豆三粒の金仏』で知られる宇都宮市善願寺にて、『タネから育てる味噌作り』宇都宮版にご協力頂いている生産者やグループ、団体の皆さんと一緒に、『善願寺味噌』の立ち上げのご祈祷に参列してきました。

今回ご祈祷して頂いた大豆でお味噌を作り、『善願時味噌』としてのブランディングを通して、学校給食(オーガニック給食・地産地消給食)への間口を広げていく予定です。

参考 宇都宮の民話(実話) 「大豆三粒の金仏」

今回、宇都宮市で取り組んで頂いている素敵な大豆仲間をご紹介させていただきます。※順不同

・石塚さん(生産者)

・グーフォかわち 和久井さん(農福連携)

・だいず部宇都宮支部 村上さん他

・とちぎ夢給食プロジェクト 安田さん他(市民団体)

・日本栄養給食協会 入江さん(学校給食)

・清原北小たねっこ 大橋さん他(ボランティア)

・オーガニックファーム宇都宮 森さん(生産者)

・藤田ご夫妻(保育園関係)

・笑尚庵 高野さん、渡部さん(コミュニティスペース)

・(株)瑞穂の国 遠藤さん(女性支援・子育て相談等)

・いろどりスポーツプラザ 小林さん

・たさき自然農園 (生産者)

・田村さん(学校関係者)

・べジステーション(オーガニック青果流通)

『タネから育てる味噌作り』は、各地域で大豆栽培に取り組んでいる生産者や団体、法人などが協力し合って、農薬や化学肥料を使用せずに栽培した大豆を集めてお味噌を委託加工(製品化)し、各地域におけるお味噌作りから学校給食(オーガニック給食)へのお味噌汁提供へと、自産自消(地産地消)の広がりを目標としたネットワークです。

また、お互いに情報をシェアしながら栽培技術を高め合い、気候変動による被害などで、種が切れてしまった場合や収量不足を相互補助して行けるような繋がりでの地域間交流も視野に入れています。

2023年以降、国が打ち出しているみどりの食料システム戦略のもと、多くの自治体が「オーガニックビレッジ」宣言を行うとともに、オーガニック給食の導入が進んでいますが、日本における大豆の自給率は6~7%、有機大豆の自給率に関しては極めて低く、全体のわずか0.03%程度(2020年代前半のデータ)しかありません。これでは、オーガニック給食が広がれば広がるほど、子供達はお味噌汁を飲むことが出来ません。ならば、地域住民の力で大豆を栽培し、委託加工したお味噌を学校給食へ繋げて行こうとの思いから、同2023年に、我が拠点の茂木町からこの取り組みをスタートしました。現在、茂木町では、各小学校をはじめ生産者や団体が栽培した在来大豆でお味噌を製品化し、地産地消給食や有機給食の日(有機農業の日)にそのお味噌が使われています。

そして、その翌年(2024年)からは、大豆仲間の皆さんと宇都宮版の『タネから育てる味噌作り』を開始しました。ちょうど重なる時期に大豆栽培に取り組む友人から、善願寺の『大豆三粒の金仏』の民話(実話)を教えてもらい、参拝したことをきっかけに、この江戸時代の素晴らしい取り組みを知ることになりました。宇都宮での大豆仲間との取り組みが、まさに江戸時代の取り組みと重なり、いつしか、今回のお味噌が完成した暁には、『善願寺味噌』として学校給食へと繋げて行きたいとの気持ちが高まりました。二度目の参拝時に思い切ってご住職に直談判したところ、学校給食へ繋げられるお味噌ならば喜んで協力しましょうとの嬉しいお返事を頂きました。そして、昨年末に完成したお味噌をお届けした際には、一般販売の許可を頂くとともに、収穫した大豆のご祈祷も差し上げましょうとのご進言を頂き、ありがたく今回のご祈祷の日を迎えることが出来ました。

昨年は栃木県内で、オーガニックビレッジの小山市や益子町(民間)でも取り組みが始まりました。今年からは鹿沼市(民間)や日光市(民間)でも動きが出始めそうです。いずれは県内全域から募った大豆でお味噌を作り、『善願寺味噌』として、各地域の学校給食、自産自消の間口を広げて行けたらと思います。

今後も、作ること、食べること、伝えることなどを通して、ご協力頂ける方は大歓迎です。よりローカルに、かつ生産者と消費者間のつながりを強化し、分断化された社会をジグソーパズルのように繋ぎ合わせて行けたらいいですね。

最後になりますが、今回、貴重な機会を頂いた善願寺のご住職に関係者一同、心より感謝申し上げます。

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