たけのわ町田本郷の感謝祭
たけのわ町田本郷の感謝祭(地域交流会)を開催しました。
12月16日(土)、茂木町町田本郷地区の竹林にて、一緒に活動しているNPO法人トチギ環境未来基地さんとともに、たけのわ町田本郷の感謝祭(地域交流会)を開催しました。
今回は、協働活動で一緒に竹林整備を進めていただいたボランティアの皆さんや、日頃お世話になっている地域住民の皆さんへの感謝と双方間の交流を目的とした初のイベントになります。お祭りにふさわしい演出として、同町の上砂田地区お囃子保存会の皆さんも駆けつけてくれました。普段は閑散としている町田本郷地区の竹林から、辺り一帯に笛と太鼓の音が鳴り響きました。
今年からは、高齢化にとともに増加の一途を辿る同地区の休耕地を解放させて頂き、シェアする農業の取り組みもスタート、竹林整備に並行してNPO法人トチギ環境未来基地&栃木県若年者支援機構の皆さんが自然栽培のお米作り、そして東京都からは、中高一貫校のサレジアン国際学園の生徒達が在来大豆栽培に挑戦してくれました。
今回、彼らが無事に収穫したお米と大豆で作った豆ごはんや御赤飯をはじめ、豚汁、鮎の塩焼き、総菜やフルーツなどを振舞わせて頂きました。お子様からご老人までの幅広い世代が十数年ぶりに我が地区に集い、楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
ご参加頂いた皆様に心より感謝申し上げます。
種をまくことで世界が変わる。
コロナ禍とともに提供を始めた竹のえんむすび(竹のプランターで大豆が栽培出来るキッド)。その提供をきっかけに取り組み始めた茂木町の町田本郷地区の竹林整備もこの秋で満3年を迎え、当初は荒廃していた竹林が徐々に気持ちの良い空間に変化を遂げてきました。来年からは、我々の活動にご賛同頂いている地主さんから、竹林に隣接している古民家(空き家)を解放してくれることになりました。
今後、竹林整備の休憩スペースとしてはもちろんのこと、町田本郷地区の耕作放棄地を利用した週末農業やシェアする農業の拠点として有効活用し、地域と地域を結びながら中山間地域の抱えている様々な問題を解消していける里山再生の在り方を探っていけたらと考えています。
全ては一粒の種まきから始まりました。
来シーズンも、竹林整備をはじめ、田んぼや畑、果樹園などを順次解放して行く予定です。この町田本郷地区にて、実来の種まきをご一緒したい方は大歓迎です。
多様性に満ち溢れた里山を再生し、ともに楽しんで行きましょう!