茂木町の町田本郷地区の畑にて、大豆の種まき

小深在来大豆と加治屋在来大豆の種まき作業

雨上がりの週末。
東京都北区のサレジアン国際学園の生徒達と茂木町の我が町田本郷地区の畑にて、大豆の種まき作業を行いました。
昨年に続き2年目の挑戦、自分たちで育てた大豆でお味噌を作り、地域循環を目指す取り組みです。

昨年から自家採種を始めた小深在来大豆と加治屋在来大豆の種まき作業、半数の生徒が2回目とあって作業もスムーズに捗りました。
収穫した小深在来大豆の一部は、茂木町の学校給食のお味噌へと提供される予定です。

作業後は早坂の家に移動して、2班に分かれて大豆ミート作りと生き物調査。スペシャリストのお二人と贅沢な時間を共有させて頂きました。

大豆ミート作り

日本初の有機JAS大豆ミートの製造販売を手掛ける株式会社アルファイン代表の中山しげ子さん直伝の大豆ミート作りです。

生き物調査

里山の動植物から微生物まで幅広い知識と経験を持たれている境野圭吾さんがガイドの生き物調査です。

ホタル探さナイト

夕方からは、町田本郷地区の棚田でNPO法人トチギ環境未来基地さん主催の「ホタル探さナイト」開催へ合流。
昼間に各参加者(子供たち)が作成した竹灯りをぶら下げ、地元の区長さんや田んぼの地主さんご夫妻もお誘いし、みんなで山道を歩いて蛍探しへ。
地元住民も夜には滅多に足を踏み入れない人里離れたエリア。そこの棚田へと続く山道には、所々に竹灯りが置かれており、とても風情のある雰囲気に蛍への期待が一段と高まります。

一山超えて棚田に到着した途端に、源氏ホタルがお出迎え。初めて蛍を観る参加者の歓喜の声が上がりました。闇が濃くなると共に、平家ホタルも舞い始め、幻想的な光景が広がりました。
無心に蛍を捕らえる子供たち、それを優しく見守る大人たち。誰もが持ち帰ろうとはせず、最高の環境教育の瞬間をご一緒させて頂きました。

帰り際、区長さんから子供たちへ甲虫やクワガタのプレゼント。大人たちも童心には帰り大喜びのクライマックスとなりました。

梅雨の晴れ間の多様性に満ち溢れた1日。
この豊かな里山がいつまでも続きますように。
ご一緒させて頂いた皆さんに心から感謝です。

ナチュラルフード森の扉では、種まきから収穫までの農業体験、自分たちで育てた農作物を調理して食べるワークショップ、地域の方々とのふれあいを通した里山体験など、多彩なプログラムのアグリツーリズムを手がけています。
詳しくはこちらのページをご覧ください。

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